地域創造教育プログラムとは
副専攻「地域創造教育プログラム」は,日本が抱える地域課題について,将来その解決のために,地域を理解し,地域課題を発見し,課題に取り組むという連続性をもった学びです。地域と協働し,生きた情報を活用し,実践的に活躍する力を育成することを目指します。
この副専攻で身につけてもらいたい能力は以下の5つです。
- 地域に関する知識を意欲的に,継続して学ぶ力
- 地域に貢献するための,地域・地域住民との関係を構築することができる力
- 地域の情報を収集・分析し,地域資源・地域課題を発見する力
- 地域資源・地域課題をもとに実現可能な企画を立案する力
- 地域資源・地域課題や企画を論理的に説明する力
地域副専攻の中核となる授業には,「いわて創造学習Ⅰ」「いわて創造学習Ⅱ」「いわて創造実践演習」があります。これらの授業と関連させて,他にも地域に関する基盤教育科目や専門教育科目を受ける必要がありますが,この3科目は副専攻の修了を目指す学生は全員受けなければならない授業です。これらの授業科目をすべて修得し,5つの能力を身につけたと認められる者には,岩手県立大学独自の「地域創造士」の称号が授与されます。

いわて創造学習(Ⅰ・Ⅱ)の紹介
この授業はいわて創造学習Ⅱの学生(上級生)が地域とその地域で学ぶ内容を考え,いわて創造学習Ⅰの学生(下級生)が,上級生が作った内容に沿って学ぶ授業です。毎年4〜6コースが立ち上がり,自分の関心のあるコース(市町村)を選び,学びに行きます。




いわて創造実践演習紹介
地域の現状やニーズを調査し,地域の望ましい姿を想定し,理想と現実のギャップから課題を設定し,その課題を解決するためのプロジェクトを企画・実施する授業です。地域副専攻の集大成の授業で,それまで学んできた知識・スキル・能力をフル活用します。

絵本を作成・販売されました(2022年度岩手町豊岡コース)