基盤教育とは

大学の学びを支える基礎科目とそれぞれの専門を発展させる教養科目を提供します

現代社会は、予測不能の社会といわれています。皆さんは4年間で学んだ専門分野の知識・技術をその時代の要請に応じて、使用可能なものとして発展させていくことを求められます。そのためにも、人類がこれまで築き上げてきた「知」を知り、私たちを取り囲む世界を知り、活用する力が必要になります。本学の基盤教育は、そのような知と技を修得するために講義・演習・実習など多彩な教育方法で学んでいきます。

4つの主専攻を支える基盤教育

大学で学ぶ力をつくる〈知の基盤〉

大学での4年間の学び、また実社会に活用できるスキルの獲得と資質・能力・身体の育成を目指す。

生きる世界を知る

それぞれの専門領域の知識・技術を活用する場としての「世界」を知ることを目指す。

学問を知る・使う

それぞれの専門領域を学問全体(知の体系)の中に位置づけ、課題解決のための、他学問領域の「知」を活用できることを目指す。

※主専攻…4学部(看護学部、社会福祉学部、ソフトウェア情報学部、総合政策学部)のそれぞれの学士課程教育プログラム

主専攻の学びをさらに広げる・深める副専攻

4学部それぞれの専門分野の学びに付加価値を与えます。

副専攻地域創造教育プログラム

都市に対峙する「地方」の抱える地域社会の現状を知り、課題の設定、課題解決のための知識・技術・コミュニケーションをフィールドワークを通じて実践的に学ぶ。

称 号 地域創造士

副専攻国際教養教育プログラム

グローバル化する世界において、多文化を理解し、異文化共生の可能性を考え、実現するための、語学をはじめとした技術、知識を学ぶ。

称 号 国際教養士

 

体系と理念

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基盤教育で身につく力

目指す人材像

岩手県立大学の学士課程では、幅広い教養と国際感覚を備え、知識を柔軟かつ創造的に活用して主体的に行動できる人間を育成します。県立大学の強みを生かし、地域と連携した実践的教育を通して、産業経済、福祉医療、地域政策等の分野において専門知識を活用して課題解決に取り組み、豊かで活力ある社会の形成に貢献できる人材を輩出することを目指します。

共通の柱
  • 柱1:幅広い教養
  • 柱2:専門知識
  • 柱3:社会への関心
  • 柱4:コミュニケーション能力
  • 柱5:課題発見・解決能力
全学カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)

岩手県立大学の学士課程教育では、卒業認定・学位授与の方針に掲げた共通の柱及び学部ごとに設定する能力の育成のため、基盤教育科目と専門教育科目を中心としたカリキュラムを編成・実施し、学生が主体的・能動的に学ぶことができるよう、講義、演習、実習等を適切に組み合わせた授業を開講します。

基盤教育科目は、大学での学修活動の基盤を支える力を鍛える(つくる)【大学で学ぶ力をつくる】、地域・国際社会においてこれから必要とされる知識・技能を身に付ける【生きる世界を知る】、幅広く豊かな教養に基づく総合的な思考力・判断力を育成する【学問を知る・使う】ことを目的とし、以下のような科目群を開講します。

CP1:基礎科目群
大学での学ぶ力をつくる

大学で4年間の学び、また実社会に活用できるスキルの獲得と資質・能力・身体の育成を目指す科目として、「入門科目」「英語」「情報処理」「保健体育」を開講します。(コミュニケーション能力、課題発見・解決能力)

CP2:教養科目群
生きる世界を知る

それぞれの専門領域の知識・技術を活用する場としての「世界」を知ることを目指す科目として「地域教養」「国際教養」「データサイエンス教養」を開講します。 (コミュニケーション能力、社会への関心、幅広い教養、課題発見・解決能力)

学問を知る・使う

それぞれの専門領域を学問全体(知の体系)の中に位置づけ、課題解決のための、他学問領域の「知」を活用できることを目指す科目として「基盤教養」「課題別教養」を開講します。 (幅広い教養、社会への関心、課題発見・解決能力)

「専門教育科目」は、「基盤教育科目」を土台とし、また、その内容と連携を取りながら、各学部において開講します。

カリキュラム

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